「口コミをもらったけど、どう返信すればいいか分からない」。飲食店を経営していて、そんな悩みを感じたことはありませんか。
Google口コミへの返信は、新規集客やリピーター獲得に大きく影響します。実際、口コミに返信している店舗は返信していない店舗と比べて再来店率が約1.7倍高いというデータもあります。
しかし「毎回ゼロから文章を考えるのが大変」「低評価への返信が怖い」と感じる方も多いでしょう。
この記事では、口コミ返信の例文を高評価・低評価・シーン別に20パターンご紹介します。そのまま使えるテンプレートとカスタマイズのコツを押さえれば、今日から自信を持って返信できるようになります。
自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。その後、飲食店のマーケティングにも携わり、Googleクチコミを1店舗で1万件を獲得。Webマーケティングの知識とGoogleクチコミの獲得ノウハウを元に、売上UPを目指す飲食店オーナーの方に広く伝えている。日本の素晴らしい食文化を世界の人にもっと知ってもらうこと、日本の外食産業で働く方の年収を1,000万円以上にするという目標を掲げて仕事に勤しんでる。
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株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利
口コミ返信が飲食店の売上を左右する理由

口コミへの返信は、単なるマナーではありません。売上に直結する重要な集客施策です。
返信がもたらす3つのメリット
口コミに返信することで、以下の効果が期待できます。
- リピーター増加:返信をもらったお客様は「大切にされている」と感じ、再来店率が上がります
- 新規集客の向上:口コミを閲覧する見込み客は、返信の内容もチェックしています。丁寧な返信は信頼感につながります
- MEO対策への好影響:Googleはオーナーの返信頻度を評価指標の一つにしています。返信が多い店舗ほどマップ検索で上位に表示されやすくなります
MEO対策の全体像を知りたい方は、MEO対策完全ガイドをあわせてご覧ください。
返信しないことのリスク
口コミを放置すると、お客様に「この店は客の声を聞かない」という印象を与えます。特に低評価の口コミに無反応のままだと、それを見た見込み客が来店を避ける原因になります。
ある調査では、低評価に返信がない店舗は来店検討率が約30%低下するという結果が出ています。返信しないことは、機会損失に直結するのです。
【高評価】星4〜5の口コミ返信例文10選

高評価の口コミに対しても、しっかり返信することが大切です。感謝の気持ちを具体的に伝えましょう。
料理を褒められたときの返信例文
例文1:特定メニューを褒められた場合
○○様、嬉しい口コミをありがとうございます。当店自慢の「炭火焼きハンバーグ」を気に入っていただけて、料理長も大変喜んでおります。素材にこだわって毎日仕込んでおりますので、ぜひまたお越しください。次回は季節限定メニューもお楽しみいただけます。
例文2:全体的に美味しかったという口コミへの返信
この度はご来店いただきありがとうございます。お料理をお楽しみいただけたとのこと、スタッフ一同とても嬉しく思います。今後も旬の食材を活かしたメニューでお迎えしますので、またのご来店を心よりお待ちしております。
例文3:コスパを褒められた場合
口コミをいただきありがとうございます。「コスパが良い」とのお言葉、大変励みになります。お客様に満足いただける価格と品質を両立できるよう、今後も努力してまいります。ランチタイムもお得なセットをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
接客・雰囲気を褒められたときの返信例文
例文4:スタッフの接客を褒められた場合
温かいお言葉をいただき、心より感謝いたします。スタッフの対応を褒めていただけたこと、本人にも伝えました。とても喜んでおります。お客様に居心地よく過ごしていただけるよう、これからもチーム一丸で取り組んでまいります。
例文5:店内の雰囲気を褒められた場合
ご来店とうれしい口コミをありがとうございます。店内の雰囲気を気に入っていただけて光栄です。落ち着いた空間でお食事を楽しんでいただけるよう、インテリアにもこだわっております。ぜひまたゆっくりとお過ごしにいらしてください。
例文6:記念日利用での高評価
この度はお誕生日のお祝いに当店をお選びいただき、誠にありがとうございます。大切な日のお手伝いができたこと、スタッフ一同光栄に思います。記念日のご予約も承っておりますので、またの機会にぜひお声がけください。
リピーターからの口コミへの返信例文
例文7:常連客からの口コミ
いつもご来店いただき、本当にありがとうございます。何度もお越しいただけることが、私たちにとって一番の励みです。「毎回安定して美味しい」とのお言葉を胸に、これからもご期待に応えられるよう精進いたします。
例文8:久しぶりの来店での口コミ
お久しぶりのご来店、ありがとうございます。変わらずお楽しみいただけたようで安心いたしました。新メニューも続々と追加しておりますので、ぜひまたお気軽にお立ち寄りください。○○様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。
テイクアウト・デリバリーの口コミへの返信例文
例文9:テイクアウトの口コミ
テイクアウトのご利用ありがとうございます。お持ち帰りでもお料理を楽しんでいただけたとのこと、大変うれしく思います。テイクアウト限定のメニューもご用意しておりますので、ぜひ次回もご利用ください。
例文10:短い口コミ(「美味しかった」のみ)への返信
うれしいお言葉をありがとうございます。お料理を気に入っていただけて何よりです。季節ごとにメニューを更新しておりますので、またぜひお越しくださいませ。スタッフ一同お待ちしております。
【低評価】星1〜2の口コミ返信例文5選

低評価の口コミこそ、返信の重要度が高いです。冷静かつ誠実な対応を心がけましょう。
料理への不満に対する返信例文
例文11:味が合わなかったという口コミ
この度はご来店いただきありがとうございます。お料理がお口に合わなかったとのこと、申し訳ございません。いただいたご意見を調理スタッフと共有し、味付けの見直しを検討いたします。よろしければ改善後にまたお試しいただけると幸いです。
例文12:料理の提供が遅かったという口コミ
ご来店いただきありがとうございます。お料理のご提供にお時間をいただいてしまい、大変申し訳ございませんでした。オペレーションを見直し、提供時間の短縮に努めてまいります。お忙しい中ご意見をいただき感謝いたします。
接客への不満に対する返信例文
例文13:スタッフの態度が悪かったという口コミ
この度はご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。スタッフの接客について、ご指摘の内容を全員で共有いたしました。接客研修を実施し、すべてのお客様に気持ちよくお過ごしいただける店舗を目指します。貴重なご意見に感謝いたします。
例文14:予約トラブルがあったという口コミ
ご予約の件でご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。予約管理の体制を見直し、再発防止に努めてまいります。お詫びの気持ちを込めて、再度ご来店いただける際にはお電話にてご予約をお受けできればと存じます。
衛生面への指摘に対する返信例文
例文15:店内の清潔感を指摘された口コミ
この度は衛生面でご不快な思いをおかけし、深くお詫び申し上げます。清掃体制を即日見直し、チェックリストを新たに導入いたしました。お客様に安心してお食事いただける環境を整えてまいります。この度は貴重なご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
【シーン別】口コミ返信の例文5選

特殊なケースの返信例文も押さえておきましょう。
星3の中立的な口コミへの返信例文
例文16:「普通」という口コミ
ご来店いただきありがとうございます。ご期待に十分お応えできなかった点があったかと思います。よろしければ具体的なご要望をお聞かせいただけると、改善の参考になります。次回お越しの際は、より満足いただけるよう努めてまいります。
事実と異なる内容の口コミへの返信例文
例文17:誤解に基づく口コミ
ご意見をいただきありがとうございます。ご指摘いただいた件について確認いたしましたところ、当日は○○という状況でございました。説明が不十分だった点はお詫び申し上げます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話でお問い合わせください。
外国語の口コミへの返信例文
例文18:英語の口コミへの返信
Thank you for visiting our restaurant and for your kind review. We are glad you enjoyed the experience. We look forward to welcoming you again. ご来店ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。
コメントなし(星のみ)の口コミへの返信例文
例文19:高評価・コメントなし
高い評価をいただきありがとうございます。お食事を楽しんでいただけたのであれば幸いです。ぜひまたのご来店をお待ちしております。
例文20:低評価・コメントなし
ご来店いただきありがとうございます。ご満足いただけなかった点があったかと思います。よろしければ、具体的なご意見をお聞かせいただけると改善の参考になります。お電話やメールでもご連絡をお待ちしております。
口コミ返信の書き方5つのコツ

例文をそのまま使うだけでなく、自店に合わせてカスタマイズすることが大切です。効果的な返信を書くコツを解説します。
コツ1:お客様の名前や具体的な内容に触れる
定型文をコピペしただけの返信は、お客様に見抜かれます。口コミに書かれた料理名やエピソードに触れることで、「ちゃんと読んでくれた」という印象を与えられます。
| 項目 | NG例 | OK例 |
|---|---|---|
| 冒頭 | ご来店ありがとうございます | ○○様、先日はお誕生日のお祝いにお越しいただきありがとうございます |
| 本文 | またのご来店をお待ちしております | パスタを気に入っていただけたとのこと、シェフも喜んでおります |
| 結び | 今後ともよろしくお願いいたします | 次回は新作デザートもぜひお試しください |
コツ2:24時間以内に返信する
返信のスピードは信頼に直結します。理想は24時間以内、遅くとも1週間以内を目指しましょう。
返信が早い店舗は「お客様の声を大切にしている」と評価されます。毎日決まった時間に口コミをチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
コツ3:返信の長さは100〜200文字を目安にする
短すぎるとそっけない印象を、長すぎると読まれない可能性があります。100〜200文字程度が最適です。
構成の基本パターンは以下のとおりです。
- 感謝:来店と口コミへのお礼(1〜2文)
- 共感・言及:口コミ内容への具体的な反応(1〜2文)
- 次回への誘導:再来店を促す一言(1文)
コツ4:低評価には感情的にならず事実で対応する
厳しい口コミを受けると感情的になりがちです。しかし反論や言い訳は逆効果です。
低評価への返信で大切なポイントは3つあります。
- まずお詫びの言葉を述べる
- 原因の説明は簡潔に行う
- 具体的な改善策を示す
冷静に対応することで、その口コミを読んだ他のお客様からの信頼も得られます。
コツ5:次回来店のきっかけを含める
返信の最後に、再来店の動機づけを入れましょう。新メニューの情報や季節のおすすめを添えると効果的です。
「次回は○○もぜひお試しください」の一文が、再来店率を高めます。
口コミ返信のNG例と注意点

逆効果になる返信パターンも知っておきましょう。意図せずお客様を不快にしてしまうケースがあります。
やってはいけない返信パターン5つ
| NGパターン | 具体例 | 問題点 |
|---|---|---|
| コピペの定型文 | すべての口コミに同じ文章 | 機械的で誠意が伝わらない |
| 反論・言い訳 | 「当日は混雑しておりまして…」と長文で弁明 | 見苦しい印象を与える |
| 上から目線 | 「ご理解いただければ幸いです」 | お客様を見下している印象 |
| 個人情報の記載 | 「○月○日に来店された○○様ですね」 | プライバシー侵害のリスク |
| 無視・放置 | 返信しない | 「客を大切にしない店」と思われる |
返信してはいけない口コミへの対処法
明らかな誹謗中傷やスパムの口コミには、返信せずにGoogleへの報告を行いましょう。報告手順は以下のとおりです。
- Googleビジネスプロフィールにログインする
- 該当の口コミを開く
- 「不適切なクチコミとして報告」を選択する
- 違反内容を選んで送信する
審査には数日〜数週間かかりますが、ポリシー違反が認められれば削除されます。
口コミの増やし方や管理のコツをさらに詳しく知りたい方は、Google口コミの増やし方完全ガイドも参考にしてください。
口コミ返信を効率化する方法

毎日の口コミ返信を継続するには、効率化の工夫が欠かせません。
テンプレートを用意して時間を短縮する
返信の「型」を5〜6パターン用意しておくと、毎回ゼロから考える手間が省けます。以下の分類でテンプレートを作りましょう。
- 高評価・料理への感想
- 高評価・接客への感想
- 高評価・雰囲気への感想
- 低評価・料理への不満
- 低評価・接客への不満
- 星のみ(コメントなし)
テンプレートはあくまで土台です。お客様ごとに1〜2文をカスタマイズして個別感を出してください。
返信ルーティンを決める
口コミチェックと返信を日常業務に組み込みましょう。おすすめのルーティンは以下です。
- 毎朝の開店準備時:新着口コミを確認する
- 営業終了後:その日に来た口コミに返信する
- 週1回:未返信の口コミがないか棚卸しする
担当者を決めておくと、返信漏れを防げます。
ツールを活用して管理する
口コミが増えてくると、手動での管理は限界があります。口コミ管理ツールを導入すれば、新着通知・一括管理・返信の下書き作成が可能になります。
まとめ:口コミ返信は最強のリピーター施策
口コミ返信の例文と書き方のコツを解説しました。最後に要点を整理します。
- 口コミ返信は売上に直結する重要な施策である
- 高評価の口コミにも必ず返信し、感謝と具体的な言及を含める
- 低評価の口コミには感情的にならず、お詫び・原因・改善策を伝える
- 返信の適切な長さは100〜200文字を目安にする
- 24時間以内の返信を心がける
- コピペの定型文は避け、お客様ごとにカスタマイズする
- テンプレートとルーティンで効率化する
まずは本記事の例文を参考に、未返信の口コミに1件返信してみてください。小さな一歩が、お客様との信頼関係を築く大きな力になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 口コミへの返信は全件すべきですか?
A. 理想はすべての口コミに返信することです。特に低評価の口コミは必ず返信しましょう。すべてに対応する時間がない場合は、星1〜3の低評価と、具体的なコメントがある口コミを優先してください。星のみの高評価は、短い定型文でも構いません。
Q. 低評価の口コミに返信したら炎上しませんか?
A. 丁寧で誠実な返信であれば炎上のリスクは極めて低いです。逆に反論や言い訳をすると炎上の原因になります。「お詫び→原因説明→改善策」の3ステップで冷静に対応すれば、他のお客様からも好印象を持たれます。
Q. 同じ人から何度も低評価をつけられたらどうすればよいですか?
A. まずは各口コミに丁寧に返信しましょう。それでも続く場合、明らかな嫌がらせや事実に反する投稿であればGoogleに報告してください。ポリシー違反が認められれば削除される場合があります。感情的な対応は避け、常に冷静な姿勢を保つことが大切です。
Q. 口コミ返信にお店の宣伝を入れてもいいですか?
A. 控えめな新メニューの紹介やイベント告知は問題ありません。ただし宣伝色が強すぎると逆効果です。あくまでお客様への感謝がメインで、自然な流れで「次回は○○もお試しください」程度に留めましょう。過度な宣伝はお客様に不快感を与えます。
Q. Google口コミの返信は何文字まで書けますか?
A. Googleビジネスプロフィールの返信には4,096文字の上限があります。しかし長すぎる返信は読まれにくいため、100〜200文字程度が最適です。要点を絞って簡潔に書くことで、お客様にも見込み客にも伝わりやすい返信になります。


