悪い口コミの対処法|飲食店が実践すべき全手順

悪い口コミの対処法|飲食店が実践すべき全手順

「悪い口コミが入ってしまった、どうすればいいのか分からない」。飲食店を経営していれば、誰でも一度は経験する悩みではないでしょうか。

Googleマップの口コミは来店前の判断材料として約78%のユーザーが参考にしています。そのため低評価レビューを放置すると、新規客の来店機会を確実に失います。

しかし安心してください。悪い口コミは正しい対処法を知っていれば、むしろ店舗の信頼度を上げるチャンスに変えられます。

この記事では、飲食店が悪い口コミを受けたときの対処法を網羅的に解説します。感情的にならない心構えから、パターン別の返信例文、削除申請の手順、再発防止策まで具体的にお伝えします。

この記事を書いた人

自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。その後、飲食店のマーケティングにも携わり、Googleクチコミを1店舗で1万件を獲得。Webマーケティングの知識とGoogleクチコミの獲得ノウハウを元に、売上UPを目指す飲食店オーナーの方に広く伝えている。日本の素晴らしい食文化を世界の人にもっと知ってもらうこと、日本の外食産業で働く方の年収を1,000万円以上にするという目標を掲げて仕事に勤しんでる。
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株式会社WEBRIES 代表取締役
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  1. 悪い口コミの対処法で最初に知るべき心構え
  2. ネガティブレビューへの返信5つの基本ステップ
  3. 【パターン別】口コミクレームへの返信例文集
  4. 低評価の口コミを削除申請できるケース
  5. 低評価をチャンスに変える逆転の発想
  6. 悪い口コミを未然に防ぐ再発防止策
  7. 悪い口コミ対応でやってはいけないNG行為
  8. まとめ:悪い口コミは正しい対処法で味方に変えよう
  9. よくある質問(FAQ)
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悪い口コミの対処法で最初に知るべき心構え

悪い口コミの対処法で最初に知るべき心構え - 図解イラスト

低評価の口コミを見つけると、ショックを受けるのは自然なことです。しかし感情的に反応すると、事態を悪化させるリスクがあります。まずは冷静に対処するための心構えを身につけましょう。

感情的にならないための3つのルール

悪い口コミを目にした直後は、怒りや悲しみを感じるものです。しかし衝動的な返信は絶対に避けてください。以下の3つのルールを守りましょう。

  1. 口コミを見てから最低2時間は返信しない。頭を冷やす時間を確保します
  2. 口コミを個人攻撃と捉えない。お客様は体験への不満を書いただけです
  3. 返信を書いたら一晩寝かせてから投稿する。第三者の視点で読み直せます

この3つを習慣にするだけで、感情的なトラブルの大半は防げます。

悪い口コミは「宝の山」と捉える

低評価レビューには、お客様がわざわざ時間をかけて伝えてくれた改善ポイントが含まれています。有料のコンサルティングで得るような貴重な情報が無料で手に入ると考えましょう。

実際、ある調査では飲食店の改善施策のうち約45%が口コミの指摘がきっかけだったというデータもあります。悪い口コミを活かせるかどうかが、繁盛店と苦戦する店の分かれ目になります。

口コミを分類して優先順位をつける

すべての悪い口コミに同じ対応をする必要はありません。以下の4つに分類し、優先度を決めましょう。

分類具体例優先度
事実に基づく正当な指摘「料理が冷めていた」「注文を間違えられた」最優先
主観的な不満「味が好みに合わなかった」「価格が高い」
誤解に基づく内容営業時間の勘違い、別の店との混同
事実無根・悪意のある投稿来店事実のない誹謗中傷削除申請を検討

ネガティブレビューへの返信5つの基本ステップ

ネガティブレビューへの返信5つの基本ステップ - 図解イラスト

悪い口コミへの返信は、書き方次第で店舗の印象を大きく左右します。ネガティブレビュー対応には、以下の5つのステップを順番に踏むことが重要です。

ステップ1〜3:感謝・謝罪・共感

まずは以下の3つを必ず含めましょう。

  1. 来店と投稿への感謝:「ご来店いただきありがとうございます」
  2. 不快な思いをさせたことへの謝罪:「ご不快な思いをおかけし申し訳ございません」
  3. お客様の気持ちへの共感:「せっかくお越しいただいたのに残念な思いをされたこと、心よりお詫びいたします」

この3つがあるだけで、お客様の怒りは大幅に和らぎます。他のユーザーから見ても「誠実な店だ」という印象を与えられます。

ステップ4:具体的な改善策の提示

謝罪だけで終わらず、具体的にどう改善するかを伝えましょう。「改善に努めます」という曖昧な表現は避けてください。

良い例を紹介します。

  • 「調理工程を見直し、提供温度のチェック体制を強化いたしました」
  • 「スタッフ全員で接客マニュアルを再確認いたしました」
  • 「混雑時の待ち時間短縮のため、予約システムを導入いたしました」

改善策が具体的であるほど、誠意が伝わります。

ステップ5:再来店への丁寧なお誘い

最後に、再来店をお願いする一文を添えましょう。ただし押しつけがましくならないよう、あくまで丁寧にお誘いする表現を使います。

「もしお近くにお越しの際は、改善した姿をぜひご確認いただけると幸いです」

この一文があると、口コミを読んだ他のユーザーにも「改善意欲のある店だ」と伝わります。

【パターン別】口コミクレームへの返信例文集

【パターン別】口コミクレームへの返信例文集 - 図解イラスト

口コミクレームの返信は、不満の内容によって書き方を変える必要があります。ここでは飲食店で多い4つのパターン別に具体的な返信例文を紹介します。

パターン1:料理への不満に対する返信

「味が薄い」「料理がぬるかった」「盛り付けが雑」など、料理の品質に関する口コミです。

口コミ例:「期待して行ったが、パスタがぬるくてがっかりした。味も特に普通」

返信例文

「この度はご来店いただきありがとうございます。お料理の温度についてご満足いただけず、大変申し訳ございません。調理後の提供スピードと温度管理について、キッチンスタッフと改善策を協議いたしました。現在は提供直前の温度確認を徹底しております。味付けについても、お客様のご意見を参考に調整を検討しております。改善した料理をぜひお試しいただけると幸いです」

パターン2:接客への不満に対する返信

「店員の態度が悪い」「笑顔がない」「説明が不十分」など、接客に関する口コミです。

口コミ例:「注文を取りに来るのが遅い上に、店員の愛想がなかった」

返信例文

「ご来店いただきありがとうございます。接客面でご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。お客様のお声を全スタッフで共有し、接客研修を改めて実施いたしました。特にお客様へのお声がけのタイミングについて、具体的な改善策をスタッフ間で確認しております。次回お越しの際は気持ちよくお過ごしいただけるよう努めてまいります」

パターン3:待ち時間への不満に対する返信

「予約したのに待たされた」「料理が出てくるのが遅すぎる」など、時間に関する口コミです。

口コミ例:「金曜の夜に行ったら、料理が出るまで40分以上かかった。もう行かない」

返信例文

「ご来店いただきありがとうございます。長時間お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。週末の混雑時における提供時間の遅れは当店の大きな課題と認識しております。現在、ピーク時の人員配置の見直しと調理工程の効率化に取り組んでおります。目標として提供時間を20分以内に短縮できるよう改善を進めております。ぜひ改めてご来店いただけると幸いです」

パターン4:事実無根の口コミへの返信

来店した事実がない、または明らかに事実と異なる内容の口コミです。

口コミ例:「髪の毛が入っていた。最悪の店」(実際には該当する来店記録がない場合)

返信例文

「ご投稿いただきありがとうございます。ご指摘の内容について、該当する日時の記録を確認いたしましたが、当該事象の確認が取れませんでした。当店では衛生管理を徹底しており、調理スタッフは全員ヘアキャップを着用しております。もし詳細をお伝えいただける場合は、お電話(00-0000-0000)にて直接ご連絡いただけますと幸いです。事実確認のうえ、適切に対応させていただきます」

事実無根の場合でも感情的にならず、冷静に事実を示すことがポイントです。

低評価の口コミを削除申請できるケース

低評価の口コミを削除申請できるケース - 図解イラスト

悪い口コミのすべてが削除対象になるわけではありません。Googleのポリシーに違反している場合のみ、削除申請が可能です。

削除申請が認められる可能性のある口コミ

Googleのコンテンツポリシーに違反する口コミは、報告することで削除される場合があります。以下のケースが該当します。

  • スパム・虚偽の内容:来店事実のないレビュー、同一人物による複数投稿
  • 関連性のない内容:店舗と無関係な政治的主張や個人的な発言
  • 不適切な表現:差別的発言、脅迫、わいせつな内容
  • 利害関係者による投稿:競合店のオーナーによる意図的な低評価
  • 個人情報の掲載:スタッフの実名を出した誹謗中傷

削除申請の具体的な手順

削除申請は以下の手順で行います。

  1. Googleビジネスプロフィールにログインする
  2. 該当の口コミを表示する
  3. 口コミの右上にある3つの点(メニュー)をクリックする
  4. 「レビューを報告」を選択する
  5. 違反の種類を選んで送信する

申請後、Googleが審査を行い、通常数日から数週間で結果が通知されます。ただし削除が認められないケースも多いため、過度な期待は禁物です。

削除されなかった場合の対処法

削除申請が却下された場合は、以下の方法で対応しましょう。

  • 丁寧な返信で店側の誠意を示す
  • 良い口コミを増やして低評価の影響を相対的に薄める
  • Googleの再審査を申し立てる(追加情報がある場合)

口コミの総数が増えれば、1件の低評価が全体の評価に与える影響は小さくなります。口コミを増やす方法についてはGoogle口コミの増やし方完全ガイドで詳しく解説しています。

低評価をチャンスに変える逆転の発想

低評価をチャンスに変える逆転の発想 - 図解イラスト

悪い口コミはマイナスに見えますが、活用次第で大きなプラスに転換できます。低評価をチャンスに変える具体的な方法を紹介します。

丁寧な返信が「信頼の証」になる

興味深いデータがあります。低評価の口コミに丁寧に対応している店舗は、すべて高評価の店舗よりも信頼されやすいという調査結果があります。

その理由はシンプルです。消費者は「完璧な店」よりも「問題が起きたときに誠実に対応してくれる店」を選びたいと考えるからです。

改善事例をSNSで発信する

口コミで指摘された点を改善したら、その過程をSNSで発信しましょう。

例えば以下のような投稿が効果的です。

  • 「お客様のお声を受けて、提供時間を平均10分短縮しました」
  • 「ご要望にお応えして、辛さの調整が可能になりました」
  • 「接客研修を実施し、スタッフ一同リフレッシュしました」

改善を公開することで、「お客様の声を大切にする店」というブランドイメージが構築できます。

星4.0〜4.5が最も信頼される理由

星5.0の完璧なスコアは、かえって「やらせでは?」と疑われることがあります。実は星4.0〜4.5の評価が最も信頼を得やすいとされています。

低評価が数件あることで口コミ全体のリアリティが増し、高評価の信憑性も高まるのです。悪い口コミがあること自体は、必ずしもマイナスではありません。

悪い口コミを未然に防ぐ再発防止策

悪い口コミを未然に防ぐ再発防止策 - 図解イラスト

対処法を知ることと同じくらい大切なのが、悪い口コミを生まない仕組みづくりです。根本的な再発防止策を紹介します。

店内アンケートで不満を事前にキャッチする

口コミに書かれる前に、店内で不満を拾い上げる仕組みを作りましょう。

効果的なアンケートの設計ポイントは以下の通りです。

  • 質問は5項目以内に絞る(回答率を上げるため)
  • 「料理」「接客」「清潔感」「待ち時間」「総合満足度」の5軸で評価
  • 自由記述欄を設ける
  • QRコードで回答できるデジタルアンケートが便利

低評価が出た場合、その場で対応できればネガティブな口コミの投稿を防げます。

スタッフ教育を定期的に実施する

接客への不満は悪い口コミの大きな原因です。月1回のロールプレイング研修を取り入れましょう。

研修で扱うべきテーマの例です。

  • お客様への第一声と笑顔のトレーニング
  • クレームが発生した際の初動対応
  • 混雑時のお声がけとフォロー方法
  • メニューの説明力向上(アレルギー対応を含む)

品質チェックリストを運用する

日々の営業で品質を維持するために、チェックリストの運用が効果的です。

チェック項目確認タイミング担当
料理の温度確認提供直前キッチン
盛り付けの統一提供直前キッチン
テーブルの清潔さ来客前ホール
トイレの清掃状態1時間ごとホール
お客様への声かけ料理提供後5分ホール

チェックリストを毎日運用することで、口コミに書かれるような問題を未然に防げます。

口コミモニタリングを日課にする

Googleビジネスプロフィールの通知設定をオンにし、新しい口コミが投稿されたらすぐに確認できる体制を整えましょう。

理想は1日1回のチェックです。早期発見・早期対応が、悪い口コミによるダメージを最小限に抑えるカギとなります。

MEO対策と合わせた口コミ管理の方法は、MEO対策完全ガイドでも解説しています。

悪い口コミ対応でやってはいけないNG行為

悪い口コミ対応でやってはいけないNG行為 - 図解イラスト

ネガティブレビューへの対応を誤ると、炎上や法的トラブルにつながるリスクがあります。絶対に避けるべきNG行為を確認しましょう。

感情的・攻撃的な返信をする

「そのような事実はありません」「二度と来ないでください」といった反論や攻撃的な返信は最悪の対応です。

口コミの返信は投稿者だけでなく、すべてのユーザーが閲覧できます。攻撃的な返信を見た見込み客は、その店を避けるようになります。

口コミの投稿者を特定しようとする

「いつ来店された方ですか?」と返信で詮索するのは避けましょう。お客様のプライバシーを侵害する行為とみなされ、さらなるトラブルに発展する可能性があります。

事実確認が必要な場合は、電話やメールなど非公開の手段で連絡できるよう案内するのが適切です。

口コミを放置する

ネガティブな口コミに一切返信しないのも問題です。放置は「お客様の声を無視する店」という印象を与えます。

ある調査では、低評価口コミに返信がない店舗は来店意欲が約30%低下するという結果も出ています。どんな口コミにも誠実に向き合う姿勢が大切です。

まとめ:悪い口コミは正しい対処法で味方に変えよう

悪い口コミの対処法について、飲食店が実践すべき手順を解説しました。要点を整理します。

  • 心構え:感情的にならず、最低2時間は冷却期間を置く
  • 返信の基本:感謝・謝罪・共感・改善策・再来店のお誘いの5ステップ
  • パターン別対応:料理・接客・待ち時間・事実無根の4パターンで返信を使い分ける
  • 削除申請:Googleポリシー違反の口コミは報告できる
  • 逆転の発想:丁寧な返信は店舗の信頼を高める武器になる
  • 再発防止:アンケート・研修・チェックリストで未然に防ぐ
  • NG行為:感情的な返信、投稿者の特定、放置は絶対に避ける

悪い口コミは避けられないものです。しかし正しい対処法を実践すれば、ピンチをチャンスに変えられます。まずは今ある低評価の口コミに、この記事で紹介したステップで返信してみてください。きっと反応が変わるはずです。

よくある質問(FAQ)

Q. 悪い口コミにはどのくらいの時間以内に返信すべきですか?

A. 理想は24〜48時間以内の返信です。ただし感情的になりやすい直後は避け、最低2時間は冷却期間を置きましょう。返信が早いほど誠実な印象を与えますが、冷静さを欠いた即時返信は逆効果です。遅くとも1週間以内に返信することをおすすめします。

Q. Googleに口コミの削除申請をしたら必ず消えますか?

A. 必ず削除されるわけではありません。Googleのコンテンツポリシーに明確に違反している場合のみ削除対象になります。スパムや虚偽の内容、誹謗中傷などが該当します。正当な低評価レビューは削除されないため、丁寧に返信して対応するのが最善策です。審査には数日から数週間かかります。

Q. 星1の口コミが来たら星評価全体にどの程度影響しますか?

A. 影響度は口コミの総数によって変わります。口コミが10件の場合、星1が1件入ると平均が約0.4下がります。しかし口コミが50件あれば影響は約0.08程度です。対策として良い口コミの総数を増やすことで、1件の低評価の影響を最小限に抑えられます。

Q. 事実無根の悪い口コミに法的対処はできますか?

A. はい、名誉毀損や信用毀損に該当する場合は法的対処が可能です。まずはGoogleへの削除申請を行い、それでも解決しない場合は弁護士に相談しましょう。裁判所を通じた発信者情報開示請求や削除仮処分といった手段があります。費用は数十万円かかるため、内容の悪質さを見極めて判断してください。

Q. 悪い口コミが多い場合、口コミ機能を無効にできますか?

A. Googleマップの口コミ機能を店舗側で無効にすることはできません。口コミはGoogleのプラットフォーム機能であり、個別に非表示にする設定は用意されていません。対策としては、サービス品質の改善と良い口コミの獲得に注力し、全体の評価を底上げすることが最も効果的な方法です。